第71回 日本伝統工芸展

会場 日本橋三越 本館7階 催事会場

観覧料無料

午前10:00~午後7:00 ※最終日 午後5時閉場

趣旨

我が国には、世界に卓絶する工芸の伝統がある。伝統は、生きて流れているもので、永遠に変わらない本質を持ちながら、一瞬もとどまることのないのが本来の姿である。
伝統工芸は、単に古いものを模倣し、従来の技法を墨守することではない。伝統こそ工芸の基礎となるもので、これをしっかりと把握し、父祖から受け継いだ優れた技術を一層錬磨するとともに、今日の生活に即した新しいものを築き上げることが、我々に課せられた責務であると信ずる。
昭和25年、文化財保護法が施行され、歴史上、若しくは芸術上特に価値の高い工芸技術を、国として保護育成することになった。私どもは、その趣旨にそって、昭和29年以来日本伝統工芸展を開催してきた。
このたび、平素の研究の成果をあつめ第71回展を開き、ひろく人々の御清鑑を仰ぎ、我が国工芸の健全な発展に寄与しようとするものである。

藍田染工からは、藍田愛郎 江戸小紋着物「川の流れのように」が展示されます。

ギャラリートーク

■各日 午後0時30分~ 
■日本橋三越本店 本館7階 催物会場

9月11日(水)
 陶芸)伊藤 嘉章(愛知県陶磁美術館総長・町田市立博物館長)
9月13日(金)
 染織)髙橋 寬(染織作家)
9月14日(土)
 金工)原 智(日本工芸会総裁賞)
 漆芸)田中 義光(日本工芸会奨励賞)
 諸工芸)江里 朋子(日本工芸会奨励賞)
9月15日(日)
 人形)満丸 正人(高松宮記念賞)
 染織)遠藤 あけみ(東京都知事賞)
 陶芸)井戸川 豊 (日本工芸会保持者賞)
 木竹工)大木 淑恵(日本工芸会奨励賞)
9月16日(月・祝)
 漆芸)大谷 早人(漆芸作家・重要無形文化財「蒟醤」保持者)
9月17日(火)
 金工)奥村 公規(金工作家)
9月18日(水)
 木竹工)諸山 正則(工芸史家)
9月19日(木)
 人形)林 直輝(日本人形文化研究所長)
9月10日(金)
 諸工芸)氣賀澤 雅人(硝子作家)

巡回会場

【京都】
10.9(水)ー10.14(月)

【大阪】
10.16(水)ー10.21(月)

【石川】
10.25(金)ー11.4(月)

【岡山】
11.21(木)ー12.8(日)

【島根】
12.11(水)ー12.25(水)

【香川】
1.2(木)ー1.19(日)

【宮城】
1.23(木)ー1.27(月)

【福岡】
2.5(水)ー2.10(月)

【愛知】
2.13(木)ー2.16(日)

【広島】
2.19(水)ー3.9(日)

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