百色百型、本日より始まりました。
藍田染工で江戸小紋師をしている麻薙です。
百色百型─江戸小紋の世界─ in日本絹の里、本日行ってきました。
初日は、開催挨拶とギャラリートークがありました。
真夏日の中、たくさんのお客様がいらしてくださいました。
お着物でいらしてくださった方も。
11時に絹の里館長 茂木さんのご挨拶から始まり、その後ギャラリートークに。
愛郎さんが作品への思いをお話しました。
今回、袱紗100枚を染めるために用いた生地は「ぐんま200」という群馬県産の繭で織ってもらったもの。
特別な袱紗になりました。
1週間前でも出来上がっていなかった袱紗たちを何とか仕上げて、搬入できて感無量です。
同じサイズ、フォーマットの、四角い江戸小紋の袱紗がいっぱい並んでいる姿は、何とも可愛く。
「一枚くれるっていったらどれもらう?」
と、絹の里スタッフの皆さんと楽しみながら飾りました。
全部の袱紗に、型の名前とモチーフになった図柄の説明を添えて下さった学芸員の山口さんに感謝申し上げます。
私も、何となくしか知らなかった型の意味や名前、由来を知れて大変勉強になりました。
写真が黄色い感じなのですが、現物は鮮やかな色なので現物をぜひご覧ください。
ずっと工房で袱紗ばっかり作ってたので、たくさんの方にお会いできて楽しい日でした。
初日は気合いの全員着物で行ってきました。
暑かったです。
江戸小紋っていいな。